責任開始日とは

責任開始日とは

保険加入の手続きで、保険会社が契約上の責任を開始するのはいつからかご存知でしょうか。

 

申し込み書類を提出した日からと勘違いされることがありますが、そうではありません。

 

契約上の責任が開始されるには、保険会社が申し込みを承諾することが前提です。

 

つまり、責任開始日とは申し込み書類を提出して告知(診査)が完了した日ということになります。

 

責任開始日に関連する3つの日付

責任開始日とは何でしょうか。それを理解するためには申込日・告知日・第一回保険料払込日の3つ日付が重要です。

 

責任開始日とは、これらすべての手続きが完了した日のことです。

 

申込日

まず申込日は、申込用紙に必要事項を記入し、署名捺印した日のことを指します。

 

保険会社にとっては、この日から本格的な加入手続きが始まるという日でもあります。

 

一方、申込者にとっては、本当にこの内容で申し込んで良いかどうかを検討する最後のチャンスです。

 

クーリングオフを申し立てる場合は、この日から8日間以内と決められています。

 

告知日

次に告知日ですが、保険会社に申告する健康状況等を告知書に記入した日、あるいは保険会社が痛くする医師の診査を受けた日のことです。

 

第一回保険料払込日

そして第一回保険料払込日は、初回の保険料を支払いが完了した日のことです。

 

保険料を振り込むことで保険会社の責任が開始されます。この初回の保険料の支払い方法は、

  1. 保険会社の口座に直接振り込む
  2. クレジットカードで支払う
  3. 口座振替を利用する

の3つがあります。

 

@やAの場合は、支払い手続きは数日で完了するので問題はありませんが、Bの口座振替の場合は注意が必要です。

 

保険会社と金融機関のやり取りに数週間かかることがあります。

 

第一回保険料の払込みが遅くなるということは、同時に責任開始日も遅くなるということです。

 

加入は確定していても契約未成立の状態が続いてしまうことになるので注意しましょう。

 

責任開始日と契約日の違い

さて、無事に第一回保険料払込も済んで責任開始日を迎えました。

 

では、これが契約日なのかというとそうではありません。契約日は責任開始日とは違います。

 

ただ、免責期間が付帯していない場合は保険金や給付金の対象期間に入るので、保険会社ではこれを「責任開始日」あるいは「責任開始期」と呼ぶことはあります。

 

契約日とは?

では、契約日とはなんでしょうか。

 

ここでは、その保険の起算日のことを指します。

 

責任開始日と契約日を同日にする保険会社もありますが、多くの保険会社は契約日を翌月一日に設定しますので、責任開始日とは違う位置づけにあるのです。

 

実はこのズレは重要な意味を持っています。

 

保険会社は、実年齢とは別に保険料を決める「保険年齢」を使用します。

 

それぞれが独自の基準を持っていますから、契約時の満年齢か、誕生月の前後6か月の満年齢を採用するかはあらかじめ確認しておくのが良いでしょう。

 

後者の場合、誕生月によっては、責任開始日から契約日までの間に保険年齢が一つ上がってしまうことがあります。

 

その場合は実年齢よりも保険年齢が一歳上に設定されてしまいます。

 

生命保険は年齢ともに保険料が高額になっていくので、当初思っていたよりも保険料を多く払うことになってしまったということになりかねません。

 

外資系や新規参入の保険会社では実年齢をそのまま採用するとこともあるようですが、手続きにあっては注意しておきましょう。

 

がん保険に特徴的な責任開始の待機期間

なお、がん保険では医療保険の責任開始日とは違う点で注意が必要です。

 

がん保険の場合、保険会社によっては責任開始まで待機期間が設定されます。

 

これは契約者の間での公平性を保つのが目的で、保険申し込み前から健康状態に不安のある人が、申し込み直後に給付金の支払いを受けることを回避します。

 

例えば、自分でがんの疑いを持った時に病院を受診する前にがん保険に加入してしまえば、その後の受診でがんと指摘されれば給付を受けることができます。

 

これでは健康な状態で加入した人との公平性が保てません。

 

そのため、契約以前にがんを発症した場合については保障をしないという条件を設けるのが一般的です。

 

この待機期間はおよそ3ヶ月から9ヶ月です。

 

このような給付に関する問題を防ぐために、保険会社では受領した書類を徹底的に審査します。

 

注意が必要なのは、第一回保険料払込を済ませていたとしても、審査の結果によっては契約が成立しない場合もあるということです。

 

責任開始日とは契約完了を約束するものではないのです。

 

そこで大事なのは、責任開示日を迎えたからといって古い保険契約を解約しないということです。

 

審査結果によっては無保険状態に陥ります。

 

また、免責期間中に診断を受けた病気も給付の対象になりません。古い保険から新たな保険への変更の場合は、いつ古い保険を解約するかは十分に考えるべきでしょう。

 

責任開始日まとめ

保険加入の手続きは、難しい用語も多くすべて理解するのは難しいものです。

 

責任開始日と契約日の違い、古い保険から新しい保険への変更など、責任開始日とは何かについてのポイントを押さえておくだけでも良いでしょう。

 

例えば、責任開始日と契約日のズレで不利益を被りそうな場合、責任開始日と契約日を同日にできる「契約日特例」もあります。

 

ただし契約者からの申し出が必要です。

 

また、いつから保障が開始されるのか、いつから契約が成立するのか、それをしっかり確認することも重要です。

 

疑問に思ったことは何でも保険のビュッフェのファイナンシャルプランナーに相談すると良いですよ。

 

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